2009年 11月 22日
いのち
一昨日、同じ歳の知人がこの肉体における学びを終えて次の世界へと旅立ってきました。
朝の2時ごろにメールが入り、心臓停止のため・・・みんなでできる限りの祈りや遠隔のヒーリングなどをしてくださいと連絡が入ってから半日後でした。
虫の知らせのようなことがいくつも起こりました。
私にとっては、びっくりすることでもないはずなのに・・・
個人的にお話したことさえなかったかたなのに・・なぜか涙が止まりませんでした。
肉体から離れたとたんに、恐れも不安もない、なぜ私たちが泣いているのかさえ分からないくらいに・・美しい・満たされた状態へとシフトしているのを知っているのに。
その後も、自分が思うがままの服を身に着け、家に住み、私たちとは違うけれども暮らしの中で・・学びを続けていくだけなのに。
天使や精霊たちがそばにいなくなっても、悲しくも寂しくもないけれど、、肉体でのコミュニケーションが出来たモノたちが目の前から去っていくのは分かっていても・・やはり悲しい。
なぜでしょう。
触れることが出来たり、声を聴いたり、言葉でのコミュニケーションで心を通わせたり、一緒の時間をシェアしたり・・五感を使っての思い出があるからでしょうか。
肉体を持つものだけが“体験”することが出来る大切な経験ですね。 笑ったり、泣いたり、悲しかったり、苦しかったり、、、これらは時に私たちを悩ませますがここから得るものは計り知れないと私は思います。
大切な大切な経験です。
先日、ふと何年も前にもらったメールを読み返すことがありました。アメリカに住む白人の友人からのものです。
“日本は好きだよ、本当に好き、とても美しい“しきたり”がある。とても美しい“心の動きがある”。
でも、僕は、すごく仲良くなりたいと思う人に出会うとき、残念に思う。彼らはハグ(Hug ・抱きしめる)を恥ずかしがってしない。
時間があって、じっくりと言葉を使って仲良くなれるときはいいけれど、そうでないときやそれでは伝えられないことってハグにあると僕は思う。
彼らの習慣にはそれがないから・・仕方が無いけれど・・寂しくなるよ“
一度だけの肉体の人生ですもの・・・出来るだけたくさんの人に出会い、心を通わせ、愛し、泣き、笑い、たくさんの経験をすること・・それが時に苦しいことであっても ^-^ そうやって生きていくことをやはり私は選択したいと思います。
Nさん、ありがとうございました。
心から愛と光・・感謝を込めて
Maria’s Blue
なおこ
by mariasblue
| 2009-11-22 20:17
| 心のままに